建辞郎建設・土木の用語辞典

掘削工

くっさくこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

掘削・土工

掘削工とは

地盤や岩石を掘り起こし、計画された形状や深さ、寸法に合わせて土砂を取り除く土木作業です。文字通り土を「掘り」、岩を「削る」ことに由来します。構造物を地中に埋め込んだり、平らな地盤面を造成したりするために行われます。あらゆる基礎工事や河川改修、トンネル工事における初動の工程として位置づけられます。主にバックホウなどの大型掘削機械を使用して進められますが、周囲の地盤が崩れないようにする山留め工や、湧き水を抜く排水工と併行して行われるのが一般的です。掘り出した土砂(残土)の搬出までを含めて管理される重要な作業です。

出典: 河川砂防技術基準 設計編(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

重機のオペレーターや現場監督からはシンプルに「掘削(くっさく)」と呼ばれます。段取りの勘所は、掘削側面の崩壊を防ぐため土質に応じた適切な法勾配を保つことと、地下水が出たときの釜場(水溜め)の位置を決めておくことです。盛土工(土を盛る作業)と対になる作業で、現場の土の収支バランスを左右します。よくある失敗は、掘り出した土砂を溝のすぐ際に仮置きしてしまうことです。土の重みで地盤が耐えきれなくなり、掘削した側面が土砂ごと一気に崩壊して作業員が巻き込まれるという、死亡事故にも直結する典型的な災害を引き起こします。

別の呼び方

河床掘削浚渫工excavation

この工種の歩掛

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掘削・土工の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-09