建辞郎建設・土木の用語辞典

礫質土

れきしつど

音声:VOICEVOX:雀松朱司

その他

礫質土とは

粒径2mm以上の粗い石や岩片(礫)が、全体の質量比で50%以上含まれている土の分類名称。一般に透水性が非常に高く、荷重に対する圧縮変形が小さくてせん断強度が大きいため、構造物を安定して支持するための基礎地盤として適した良好な土質材料として扱われる。土木工事における道路の路床・路盤の構築や、擁壁の裏込め、建築工事の基礎地盤として広く利用される。含まれる砂や粘土の割合によって、砂礫(されき)や粘土混じり礫などに細分化され、それぞれの粒度分布によって締め固めのしやすさや水はけの良さが変化する。

現場での使われ方・注意点

現場の土木作業員や重機オペレーターの間では「れきしつど」や「砂礫(されき)」と呼ばれる。透水性が良く、ローラーによる締め固め作業によって高い支持力が得られやすいため、雨天後でも比較的早く作業を再開できるのが段取り上の利点となる。粒子が細かく水を含むとドロドロになる「粘性土」とは対照的であり、地盤としての強度が根本的に異なる。よくある失敗として、礫の粒が大きすぎる(巨礫が混じる)材料をそのまま転圧してしまい、土の隙間が埋まりきらずに後から地下水流などで細かい土砂が流出して地盤沈下を引き起こすことがある。

別の呼び方

れきしつどしつ礫質地盤礫質土質

その他の中での位置づけ

礫質土は「その他」の用語です。この分類の5語はその他の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

あわせて読みたい用語

礫質土についてAI相談で調べる →

※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-22