建辞郎建設・土木の用語辞典

特定建設業の許可区分

とくていけんせつぎょうのきょかくぶん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

法規・基準

特定建設業の許可区分とは

建設業許可における区分の一つで、発注者から直接請け負った1件の建設工事につき、下請代金の総額が規定の金額(建築一式工事の場合はさらに高い規定額)以上となる下請契約を締結して施工する場合に取得が義務付けられている厳しい基準の許可です。下請け業者を保護し、大規模な工事の適正な施工を確保するために設けられています。元請けとして大型案件を受注する営業や契約の場面で必ず確認されます。下請けに出す金額に制限がない「一般建設業の許可」とは異なり、専任の監理技術者の配置や、より強固な財産的基礎、高度な技術要件が求められます。

現場での使われ方・注意点

業界では「特定(とくてい)」や「特建(とっけん)」と呼びます。多額の下請発注を行うゼネコンなど元請けに必須の許可で、倒産時に下請けを連鎖倒産させないよう厳しい要件が課されるため、この許可を持っていること自体が会社の信用力や規模を示すステータスになります。よくある失敗は、一般建設業の許可しか持っていない元請けが、工期の遅れを取り戻すために追加で業者を手配し、下請代金の総額が気づかないうちに特定建設業の規定額を超えてしまうことです。これは建設業法違反となり、営業停止処分等の重大なペナルティにつながるため注意が必要です。

別の呼び方

とくていけんせつぎょうのきょかくぶん特定の建設業の許可区分

法規・基準の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23