建辞郎建設・土木の用語辞典

鉄筋かぶり厚さスペーサーブロック

てっきんかぶりあつさすぺーさーぶろっく

音声:VOICEVOX:雀松朱司

資材・材料

鉄筋かぶり厚さスペーサーブロックとは

床鉄筋の下に敷いて自重による沈み込みを防ぎ、スラブの設計かぶり厚さを完全に維持するためのモルタル製の立方体ブロックです。JASS 5の規定に基づき、コンクリートの表面から鉄筋までの必要な距離を確保し、鉄筋の錆びや構造耐力の低下を防ぐ目的で設置されます。マンションやオフィスビルなど、鉄筋コンクリート造の床スラブ配筋工程で大量に使用されます。1平米あたり4個程度を均等に配置することが定められています。プラスチック製や鋼製のものもありますが、強度が求められる床下にはコンクリートと同質のモルタル製が選ばれます。

現場での使われ方・注意点

鉄筋工や監督からは「サイコロ」や単に「スペーサー」と呼ばれます。コンクリートを打設する前日までに、1平米あたり4個の間隔で鉄筋の交点の下に確実にはめ込み、動かないように番線で結束する段取りが必要です。壁用のドーナツ型スペーサーと異なり、上からの重圧を面で支えるためサイコロ状の形をしている点が特徴です。よくある失敗は、配置する個数をケチったり固定が甘かったりした結果、コンクリート打設中の作業員の踏みつけによって鉄筋が下がり、規定のかぶり厚さが不足して構造検査で不合格になる手戻りです。

別の呼び方

てっきんかぶりあつすぺーさーぶろっくサイコロスペーサーサイコロ

資材・材料の中での位置づけ

鉄筋かぶり厚さスペーサーブロックは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23