吸音テックス天井
きゅうおんてっくすてんじょう
吸音テックス天井とは
吸音テックス天井は、無機質のロックウール(岩綿)などを主原料として板状に成形したもので、表面に細かなピンホール(虫食い模様)やリブ状の化粧模様が施されており、室内で発生する話し声や足音の反響を効果的に吸収して快適な音環境を作るための天井仕上げ用建材である。主にテナントオフィスビルや学校の教室、会議室、病院の廊下などの内装仕上げ工程において、広範囲にわたって採用される。石膏ボードの上からクロスを張る一般的な住宅の天井とは異なり、不燃性能を持ちながら、この板そのものが意匠的な最終仕上げ面となるのが特徴である。
現場での使われ方・注意点
内装職人や現場監督の間では「ソーラトン」や「ジプトーン」、「岩綿吸音板(がんめんきゅうおんばん)」など、代表的な製品名で呼ばれることが多い。軽鉄下地(LGS)の上に捨て張りの石膏ボードを施工した後、接着剤とステープル(タッカー)を併用して目地を合わせながら張っていく。施工上の勘所は、接着剤の塗布量とタッカーを打ち込む間隔(ピッチ)をメーカーの指定通りに厳守することである。空調が入る前の湿気が多い環境で留め付けピッチが粗いと、自重と湿気で数ヶ月後に天井板の中央が垂れ下がってきたり、ボロボロと落下したりする不具合を招く。
別の呼び方
きゅうおんてっくすてんじょうロックウール化粧吸音板ダイロートンソーラトン
資材・材料の中での位置づけ
吸音テックス天井は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23