建辞郎建設・土木の用語辞典

原価低減VE提案

げんかていげんぶいいーていあん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

現場管理

原価低減VE提案とは

バリューエンジニアリング(VE)手法に基づく原価低減VE提案は、設計図書で指定された工法や資材を、求められる機能や品質を低下させることなくコストを削減できる代替案に変える、施工者側からの技術提案です。発注者の予算内に工事費を収めつつ、施工業者の利益率も改善するWin-Winの関係を構築するために行われます。工事着工前の施工計画段階や、特記仕様書の調整、元請・施主との打合せの際によく実施されます。単に安い材料に変更するコストダウン提案から、工期短縮により仮設費や人件費を劇的に削減する工法変更の提案まで、幅広いアプローチがあります。

現場での使われ方・注意点

現場の会議などでは単に「VE(ブイイー)」や「VE案」と呼ばれます。段取りの勘所は、工事が本格始動して資材を発注してしまう前に、設計事務所や施主の承認を得るため、性能比較表やコスト削減効果を明確にした資料を素早く提出することです。間違えやすい点は、単なる「安かろう悪かろう」の材料変更と混同することです。代替資材の耐久性・性能が設計値を満たしているかの検証が必須であり、これを怠って安価な粗悪品を採用してしまうと、後々品質トラブルに発展し、発注者からの信用失墜ややり直しの莫大な損害を招く恐れがあります。

別の呼び方

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現場管理の中での位置づけ

原価低減VE提案は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23