デザインビルド方式
でざいんびるどほうしき
音声:VOICEVOX:雀松朱司
デザインビルド方式とは
建設プロジェクトにおいて、設計(Design)と施工(Build)を同一の建設業者(ゼネコンなど)に一括して発注する契約方式のこと。「設計・施工一括発注方式」とも呼ばれる。発注から竣工までの工期の短縮や、設計変更時の責任の所在を明確にし、コスト増を抑制する目的で採用される。主にプロジェクトの企画立案から入札・契約に至る初期段階で決定される。設計と施工を別々の業者に発注する従来型の分離発注方式とは異なり、施工者の持つ独自の工法や調達ルートを早期の設計段階から反映できる点が大きな特徴である。
現場での使われ方・注意点
現場では「DB(ディービー)」と呼ばれることが多い。設計と施工が同じ社内で行われるため、現場からの「ここは納まりが悪い」「この工法の方が早い」といったフィードバックが図面に迅速に反映される。そのため、着工前に設計部門と施工部門が綿密なすり合わせを行う段取りが重要となる。設計と施工を分ける分離発注方式に比べて現場対応は早いが、発注者側のチェックが入りにくくなる側面がある。典型的な失敗は、コストダウンを優先するあまり社内で設計変更の妥協が常態化し、発注者が本来求めていた機能やデザイン性を損なってしまうケースである。
別の呼び方
でざいんびるどいっかつけいやくデザインのビルド一括契約デザインビルド一括契約
現場管理の中での位置づけ
デザインビルド方式は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23