マイルストーン支払い
まいるすとーんしはらい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
マイルストーン支払いとは
工事請負契約において、工事代金の完成時一括支払いや毎月の定額払いに代えて、工事の節目となる重要な工程が完了した段階で、その進捗に応じた代金を分割して支払う契約方式のことです。発注者にとっては工事の進捗を確認してから資金を投入できる安心感があり、受注者にとっては大型案件での深刻な資金ショートを回避するために用いられます。契約の締結時から、着工後の節目となる支払い請求の工程で適用されます。基礎工事の完了、鉄骨の上棟、外装の完了など、客観的に確認しやすい状態がマイルストーンの基準として設定されます。
現場での使われ方・注意点
現場の所長や営業担当の間では「出来高分割」や「節目払い」と呼ばれることもあります。段取りの勘所は、契約前の段階で「何をもってそのマイルストーンが完了したとみなすか(検査合格か、写真提出か)」の定義を明確にし、発注者と合意しておくことです。毎月の単純な出来高払いと異なり、該当する工程が「完全に終わる」まで1円も支払われないという厳しさがあります。よくある失敗は、天候不良等で上棟の工程が翌月にずれ込んだ結果、その月の入金がゼロになり、下請業者への支払い資金が調達できず現場がストップしてしまうことです。
別の呼び方
まいるすとーんしはらい節目支払い工程出来高払い
現場管理の中での位置づけ
マイルストーン支払いは「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23