支払査定
しはらいさてい
支払査定とは
協力会社から提出された請求書について、契約通りの施工が行われたか、過請求がないかを確認し、必要な相殺分を差し引いて最終支払額を承認する業務です。不当な過剰支払いを防いで元請けの工事利益を確保しつつ、下請け業者に対しては労働の適正な対価を保証するために行われます。主に毎月の締め日(月末など)から翌月初めにかけて、現場事務所にて所長や担当監督が書類と現場の進行状況を突き合わせて実施します。月ごとの進捗に応じた「出来高払い」の査定と、完了時の「一括払い」の査定があり、これに加えて、元請けが立て替えた材料費やごみ処理費、安全協力会費などを請求額から控除する相殺処理も同時に行われます。
現場での使われ方・注意点
毎月末に協力会社からの請求書と実際の現場の出来高を照らし合わせる作業で、現場では単に「査定」と呼ばれます。請求書が届く前に各職長と現場を歩き、今月はどこまで作業が終わったのかを互いに確認して合意しておくのが、スムーズに進めるための段取りです。ありがちな間違いは、事前の取り決めが曖昧なまま着工し、請求段階になって「この材料代はどちらが負担するのか」で揉めるケースです。現場をきちんと確認せず「予算がないから」と一方的に請求額を値引くのは建設業法違反になります。減額する場合は、他業種の手元をやらせた費用やゴミの片付け費など、明確な根拠を示して互いに納得した上で処理しないと後々トラブルになります。
別の呼び方
しはらいさてい請求査定支払承認
現場管理の中での位置づけ
支払査定は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23