バリアフリー車椅子スロープ
ばりあふりーくるまいすすろーぷ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
バリアフリー車椅子スロープとは
車いすの利用者が建物の段差を自力で、あるいは介助者のサポートを受けながら安全かつスムーズに上り下りできるよう、手すりや踊り場を備えて設計された傾斜路の法的基準仕様です。バリアフリー法によって規定されており、すべての人が安全に施設を利用できる環境を整備する目的で設けられます。主に公共施設やマンションのエントランス周辺の外構工事、および屋内の動線設計の工程で基準が適用されます。勾配の緩やかさに明確なルールがあり、屋内では原則として12分の1以下、雨で滑りやすい屋外ではさらに緩い15分の1以下にすることが定められています。
現場での使われ方・注意点
設計担当者や現場監督からは「車いす用スロープ」や「バリアフリースロープ」と呼ばれ、施設の使い勝手を大きく左右する重要な構造物です。段取りの勘所は設計段階からのスペース確保であり、高低差が75cmを超える場合には途中に長さ150cm以上の平らな踊り場を設ける必要があるため、十分な直線距離や折り返しの広さをあらかじめ確保しておきます。歩行者用の緩やかな階段とは異なり、車いすが自重で後退しないための配慮が必要です。よくある失敗は、外構工事の仕上げの段階でタイルや舗装の厚みを計算に入れ忘れてしまい、完成後の実測で法基準より急な勾配になってやり直しを命じられることです。
別の呼び方
ばりあふりーくるまいすすろーぷ車いすスロープバリアフリースロープ
法規・基準の中での位置づけ
バリアフリー車椅子スロープは「法規・基準」の用語です。この分類の9語は法規・基準の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23