建辞郎建設・土木の用語辞典

融雪槽温水ポンプ

ゆうせつそうおんすいぽんぷ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設備工事

融雪槽温水ポンプとは

融雪槽温水ポンプは、積雪寒冷地の住宅や店舗の敷地内に地中深く埋設され、ダンプで排雪できない雪を人力で投入して溶かすための施設(融雪槽)内部において、地上部のボイラーで加熱された温水を勢いよくノズルから槽内の雪に向かって散水・循環させるための専用の水中渦巻きポンプである。主に冬を前にした外構設備工事や融雪システム設置工事の工程で槽の底面に据え付けられる。単なる排水用途のポンプとは異なり、溶けた冷たい雪水とボイラーからの温水を効率よくかき混ぜながら連続して汲み上げる耐久性と吐出パワーが求められるのが特徴である。

現場での使われ方・注意点

北国の設備業者やメンテナンス担当者の間では「融雪ポンプ」や「循環ポンプ」と呼ばれる。槽の底に沈めて使用するため、配管との接続は水圧で外れないようフランジ等で強固に行うのが施工の勘所である。投入される雪には、道路から持ち込まれた砂利や泥、落ち葉、除雪道具の破片などの異物的が大量に混ざっている。よくある失敗として、吸い込み口に設けられたストレーナー(ゴミ取り網)の定期的な清掃を怠り、目詰まりを起こしたままシステムを稼働させてしまうことがある。水が吸えない状態でポンプが空回りし続けると、モーターが発熱して焼き付きを起こし完全に故障する。

別の呼び方

ゆうせつそうおんすいぽんぷ融雪槽ポンプ循環ポンプ

設備工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23