構造計算適合判定証
こうぞうけいさんてきごうはんていしょう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
構造計算適合判定証とは
建築基準法などに規定される構造計算適合判定証は、地階を除く階数が4以上の鉄骨造(3階以下でも高さが16mを超えるもの)や高さが20mを超える鉄筋コンクリート造などで、所定の高度な構造計算手法(限界耐力計算など)を用いた中・大規模の建物において、設計者の行った構造計算の妥当性を都道府県知事や指定構造計算適合性判定機関が審査し、基準に適合していることを証明する公的な書面です。建物の構造的な安全性を第三者の目で二重にチェックし、耐震偽装などの重大な瑕疵を防ぐために発行されます。工事着工前の建築確認申請の手続きと並行して行われる構造審査(ピアチェック)の最終段階で、判定に合格した際に交付されます。
現場での使われ方・注意点
現場や設計の場では「適判(てきはん)」や「適判通知書」と略され、これが下りないと建築確認済証が交付されず、工事に着手できません。段取りの勘所は、判定機関からの質疑や指摘に対する設計者(構造エンジニア)の回答スケジュールを厳密に管理することです。よくある失敗は、指摘事項の修正や図面・計算書の整合を図る作業に手間取り、審査期間がズルズルと延びてしまうことです。適判の長期化はそのまま着工の遅れに直結し、職人の手配や資材搬入のスケジュールが全て狂ってしまうため、現場監督も設計事務所と密に連携して進捗を追いかける必要があります。
別の呼び方
こうぞうけいさんてきごうはんていしょう適判証適合判定証構造適判
法規・基準の中での位置づけ
構造計算適合判定証は「法規・基準」の用語です。この分類の9語は法規・基準の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23