つらら防止ヒーター
つららぼうしひーたー
音声:VOICEVOX:雀松朱司
つらら防止ヒーターとは
軒先に巨大なつららが形成され、落下による歩行者の人身事故や車両の破損事故が発生するのを防ぐため、軒先やダクト、縦樋に沿って配線する融雪用のヒーター設備。屋根の雪解け水が軒先で再凍結して氷の塊になる「すが漏り」などの雪害を防ぎ、冬期間の安全を確保するために設置する。主に寒冷地におけるオフィスビルや高齢者施設、一般住宅の新築工事や屋根改修工程で導入される。屋根の形状や用途に合わせて、ケーブル状のものを一定間隔で這わせるタイプや、面状に発熱して広範囲をカバーするシートタイプなどの種類がある。
現場での使われ方・注意点
寒冷地の建設現場では「ルーフヒーター」や「融雪ヒーター」などと呼ばれる。施工時の段取り上の勘所は、ヒーターケーブルを適切なピッチで固定し、雪の滑落によって断線しないよう専用の留め具で確実に屋根材に緊結すること。屋根全体を暖める「融雪屋根」とは異なり、軒先や樋などの凍結しやすい局所のみを狙って設置する点が違う。よくある失敗として、漏電遮断器との接続不良や、外気温センサーの設置場所が悪く適切に自動ON/OFFが作動しない設定ミスがあり、結果としてヒーターの異常加熱による火災や莫大な電気代の請求につながる。
別の呼び方
つららぼうしひーてー軒先ヒーター樋ヒーターつらら防止ヒータ
設備工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23