建辞郎建設・土木の用語辞典

エレベーター

えれべーたー

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設備工事

エレベーターとは

建築物において、人や荷物をかごに乗せて各階へ垂直に輸送するための昇降設備のことです。マンションやオフィスビルなど、複数階にまたがる建物において、利用者の移動や物流を担う不可欠なインフラとして設置されます。用途に合わせて乗用、人荷用、荷物用などに分かれ、駆動方式もロープ式や油圧式といった種類が存在します。施工管理においては、昇降路の垂直精度や寸法の確保が機器の据え付けに直結するため、建築躯体工事の段階からメーカーと密に調整を行い、ガイドレールの設置を安全かつ高精度に進める工程管理が求められます。

出典: 建築設備工事共通仕様書

現場での使われ方・注意点

設置中の昇降路(シャフト)は墜落の危険が非常に高い開口部となるため、作業時以外の厳重なバリケード設置や、他職種の立ち入り禁止措置など、徹底した開口部安全管理が現場監督の重大な責務です。設備業者との取り合いでは、ピット内の防水処理や照明の設置、最上部の機械室への電源引き込みのタイミングが工程上の勘所となります。躯体の寸法誤差に気づかず進めてしまい、いざレールを設置する段階でかごが収まらないといった手戻りは致命傷になるため、コンクリート打設前の型枠寸法の念入りなチェックが欠かせません。

別の呼び方

高層エレベーターエレベータ

設備工事の中での位置づけ

エレベーターは「設備工事」の用語です。この分類の15語は設備工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-27