建辞郎建設・土木の用語辞典

防火シャッター

ぼうかしゃったー

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設備工事

防火シャッターとは

建築基準法施行令第112条に基づいて、建築物内部の防火区画や竪穴区画を形成するために設置される可動式の防火設備です。火災発生時に火炎や煙が他のフロアや部屋へ燃え広がるのを物理的に遮断し、避難経路を確保するために用いられます。建築物の内装仕上げ工事や設備連携試験の工程で設置・調整が行われます。火災感知器の信号を受けて自動で降下する鋼製シャッターが一般的ですが、避難者が閉じ込められないように、シャッターの一部にくぐり戸(危害防止用ドア)が組み込まれているタイプや、障害物を感知して一時停止する安全装置付きのものがあります。

現場での使われ方・注意点

現場やテナント管理では単に「シャッター」や「防炎シャッター」と呼ばれます。段取りの勘所は、建築躯体工事の段階からシャッターケースを収める天井裏のスペースや、ガイドレールを埋め込む壁・柱の寸法を正確に確保しておくことです。防犯用の一般シャッターと混同されやすいですが、防火シャッターは熱で変形しないよう厚みや構造が法的に厳密に規定されています。火災時に自動で閉まるため、シャッターの降りる位置(降下ライン)に床テープを貼りますが、テナント入居後に商品ラックを置かれてしまい、消防検査で動作不良として不合格になるのが典型的な失敗です。

別の呼び方

ぼうかしゃったー防火防煙シャッター

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設備工事の中での位置づけ

防火シャッターは「設備工事」の用語です。この分類の15語は設備工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23