建辞郎建設・土木の用語辞典

歩掛

ぶがかり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

現場管理

歩掛とは

ある一定量の建設作業を完了させるために必要となる、作業員の人数(人工)や建設機械の標準的な稼働時間を数値として表した基準単位です。例えばコンクリート打設であれば、打設方法や施工条件ごとに、必要な作業員の職種と人数、ポンプ車などの機械の台数や運転時間が細かく定められています。発注者や元請けが工事の予定価格を算出したり、適正な予算を組んだりするために使います。主に工事着手前の積算見積もりの段階や、施工計画を立てて労務手配を行う工程で用いられます。国が定める公共工事標準歩掛のほか、各企業が過去の実績から独自に算出した社内歩掛が存在します。

現場での使われ方・注意点

積算担当者や現場代理人が見積もりの作成や予算管理を行う際に、エクセルや専用ソフトに入力して使います。国土交通省などが定める標準的な数値をベースにしつつも、夜間作業や狭小地、高所といった現場特有の制約に応じて適切な割増を掛け、現場の体感と乖離しないように補正を加えるのが勘所です。よくある失敗は、歩掛の前提条件となる作業内容と実際の施工方法が異なっていることに気づかずそのまま計算してしまうことです。単価だけで計算して実態に合わない予算を組むと、後から大幅な赤字を抱える原因となります。

別の呼び方

歩掛人工ぶがかりぶがかり歩掛り労務歩掛歩掛け単価歩掛かりproductivity rate歩掛かり

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現場管理の中での位置づけ

歩掛は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23