予定価格算出基準
よていかかくさんしゅつきじゅん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
予定価格算出基準とは
地方自治法施行令等に基づき、官公庁等の公共工事発注において、入札の基準として事前に算出される契約金額の上限(予定価格)を導き出すための算定ルールのこと。税金の無駄遣いを防ぎ、適正な品質を確保できる公正な価格を設定する目的で定められている。ゼネコン等が応札する際、この基準を正確に読み解くことが求められる。算出にあたっては、国が定める標準歩掛や、最新の市場単価を元にして厳格に計算される。公共入札において発注者が入札前に設定する最高限度価格の算定ルールとして厳密に運用されている。
現場での使われ方・注意点
積算担当者や営業担当者の間では「予定価格の歩掛」や「算定基準」と呼ばれる。官公庁入札案件の積算作業および応札上限価格の予測のために用いる。段取りの勘所は、発注機関ごとに微妙に異なる独自の補正係数や端数処理のルールを正確に把握すること。よくある失敗は、最新の物価資料(建設物価・積算資料)の単価更新状況の確認を見落とすこと。これを怠ると算出基準の改定情報に乗り遅れ、古い基準のまま積算して発注者の予定価格を上回ってしまい、入札そのものが無効(失格)になる致命傷を負うため注意が必要である。
別の呼び方
よていかかくさんしゅつきじゅん予定価格基準予定価算出基準
積算・工事費の中での位置づけ
予定価格算出基準は「積算・工事費」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは仮設費(2語の説明に登場)です。この分類の15語は積算・工事費の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23