玉掛け作業従事者
たまかけさぎょうじゅうじしゃ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
玉掛け作業従事者とは
玉掛け作業従事者とは、建設現場において移動式クレーンやタワークレーンのフックに対し、ワイヤーロープやベルトスリングなどの吊り具を用いて荷物を掛けたり、目的の場所に下ろしてフックから外したりする玉掛け作業を実際に担う労働者のことである。資材搬入時や、鉄筋・型枠などを上層階へ荷揚げするクレーン作業のすべての工程で配置が求められる。吊り上げる荷物の重量が1トン以上の場合は玉掛け技能講習修了者が、1トン未満の場合は特別教育修了者が、それぞれ作業指揮者として指名され、クレーン運転士と連携して安全に揚重作業を進める役割を担う。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「玉掛け」や「玉掛け責任者」と呼ばれる。鉄筋束や型枠材をラフタークレーンで吊り上げる際、吊り荷の重心を見極めてバランスよくスリングを掛ける技術が求められる。作業前の勘所として、使用する玉掛け用ワイヤーロープに素線切れ(1構成撚り線中の10%以上の断線)がないか、著しい型崩れやキンク(折れ曲がり)が生じていないかを毎回自分の目で点検する。よくある事故パターンは、面倒がって一度に大量の資材を無理な角度で吊り上げ、空中で荷崩れを起こして直下の作業員に落下させる災害である。必ず地切り(地面から少し浮かす)の瞬間に一旦停止し、荷の傾きを確認する。
別の呼び方
たまかけさぎょうじゅうじしゃ玉掛け者玉掛工
安全管理の中での位置づけ
玉掛け作業従事者は「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23