建辞郎建設・土木の用語辞典

低騒音舗装工法

ていそうおんほそうこうほう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

舗装工事

低騒音舗装工法とは

車両走行時に発生するタイヤノイズ(空気が圧縮されて弾ける音)を、舗装内部の多数の空隙で吸収・拡散し、道路沿線への騒音を低減する環境配慮型の舗装工法です。構造的には排水性舗装と同じ「多孔質アスファルト混合物」を使用しており、雨を抜くための隙間がそのまま音を吸収するクッションとして機能します。一般的な密粒度アスファルト舗装と比較して、騒音レベルを約3dB(音のエネルギーとしては半減)下げる効果があります。沿道に住宅や学校が密集する市街地の幹線道路などで、遮音壁を設置できない場合の騒音対策として採用されます。

現場での使われ方・注意点

沿道に住宅地が隣接するバイパス道路や、景観上の理由で高い遮音壁を設置できない箇所での騒音対策として採用されます。空隙が多くて脆くなりやすいため、骨材の剥離を防ぐ「高粘度改質アスファルト」が正しくプラントで配合されているかの確認が勘所です。よくある失敗は、転圧の際にローラーに合材が付着するのを防ぐために水を撒きすぎて、急激な温度低下を招き、初期の強度が不足して車両の切り返しで表面がえぐれてしまうことです。また、交差点付近ではブレーキ荷重で空隙が潰れて騒音低減効果が失われやすいため、適用範囲の見極めも重要です。

別の呼び方

ていそうおんほそうこうほう低騒音舗装消音舗装低騒音舗装工

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舗装工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23