建辞郎建設・土木の用語辞典

半たわみ性(コンポジット)舗装工

はんたわみせい(こんぽじっと)ほそうこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

舗装工事

半たわみ性(コンポジット)舗装工とは

道路工事において、アスファルトとコンクリート両方の長所を組み合わせた耐久性の高い路面を作る工法です。まず、石と石の間に隙間がたくさんできる特殊な開粒度アスファルトを敷き広げてローラーで締め固めます。その後、内部に連続して広がる空隙に対して、流動性の高い専用の特殊セメントミルクを表面から流し込んで充填し、硬化させて完成させます。これにより、アスファルトの持つ適度な柔軟性(たわみ性)による施工の早さと、コンクリートの持つ高い剛性や耐流動性を兼ね備えた舗装となり、大型車が頻繁に停車して「わだち掘れ」が発生しやすい交差点の停止線付近や、バス停、工場内のトラックヤードなどで積極的に採用されます。

現場での使われ方・注意点

現場では「半たわみ」や「コンポジット舗装」と呼ばれ、通常の舗装工事よりも手間と時間がかかります。最初の勘所は、ベースとなるアスファルトを転圧する際、隙間を潰しすぎないように温度とローラーの回数を厳密に管理することです。よくある失敗は、セメントミルクを流し込む際に、アスファルトの底まで浸透しきらずに表面だけで固まってしまうことです。こうなると、交通開放後にすぐに表面がポロポロと剥がれ落ちてしまいます。そのため、浸透を助けるためにゴムレーキで丁寧にすり込み、内部の空気がポコポコと抜けるのを確認しながら充填し、所定の強度が発現するまでしっかりと養生時間を確保して車両の進入を防ぐことが重要です。

別の呼び方

半たわみ舗装コンポジット舗装

この工種の歩掛

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舗装工事の中での位置づけ

半たわみ性(コンポジット)舗装工は「舗装工事」の用語です。この分類の20語は舗装工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01