ブリスタリング
ぶりすたりんぐ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
ブリスタリングとは
アスファルト舗装や屋上などのウレタン・シート防水工事の完了後に、層の内部に閉じ込められた空気や水分が、夏の強烈な直射日光による加熱などで体積膨張し、表面にボコッとした「水ぶくれ」のような局所的な膨らみを作ってしまう現象のことです。英語で皮膚の水疱や気泡を意味する「blistering」に由来します。見た目が悪いだけでなく、そのまま放置すると車両の通行や歩行によって表面の薄い部分が破れ、そこから雨水が内部に深く浸入してしまうため、舗装や防水層全体の剥がれといった早期破損の直接的な原因となります。
出典: 舗装施工便覧(日本道路協会)
現場での使われ方・注意点
現場の職人や監督の間では、そのまま「ふくれ」や「水ぶくれ」と呼ばれます。この現象を防ぐための最大の勘所は、下地を完全に乾燥させることです。よくある失敗として、雨上がりで路盤やコンクリート下地がまだ湿っているのに、工期に追われて無理にアスファルトや防水材を被せて密閉してしまうパターンがあり、これが後日のブリスタリングに直結します。もし発生してしまった場合は、上からハンマーで叩いても直らないため、一度カッター等で十字に切り開いて内部の湿気を完全に抜き、バーナーで炙りながら再度平滑に転圧して補修します。
別の呼び方
水膨れブリスターふくれ現象水ぶくれブラスタリングblistering
舗装工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10