建辞郎建設・土木の用語辞典

密度試験

みつどしけん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

舗装工事

密度試験とは

アスファルト舗装や道路の路盤が完了した後に、ローラー等で締め固められた材料が、設計図書で要求されている基準の「密度(詰まり具合)」に達しているかを客観的な数値で確認するための品質検査です。施工された舗装の空隙率(隙間の割合)や締固め度を評価し、車両の重さに耐える強度が確保されているか、また雨水が内部に浸入して劣化を早めないかを判定します。一般的には、完成したばかりのアスファルト舗装面から専用の機械を使って円柱状のサンプル(コア)を抜き取り、それを試験室に持ち帰って水の中で重さを量るなどの手法で計測されます。

出典: 舗装施工便覧(日本道路協会)

現場での使われ方・注意点

現場監督や発注者の検査官の間では、「コア抜き」や「現場密度」といった言葉で呼ばれ、舗装工事の最終的な合否を決める重要なイベントです。施工管理の勘所は、アスファルトの温度が十分に高いうちに、マカダムローラーやタイヤローラーを使って規定の回数だけ隙間なく転圧作業を完了させることです。よくある失敗は、冬場の工事でアスファルトの温度低下が早すぎたり、ローラーの転圧回数が不足していたりして、試験結果が規定の密度(締固め度)を下回ってしまうことです。この場合、最悪のケースでは舗装を全て剥がしてやり直しを命じられます。

別の呼び方

密度確認圧密度試験コア採取試験締固め度試験コア密度試験コア抜き試験

舗装工事の中での位置づけ

密度試験は「舗装工事」の用語です。この分類の20語は舗装工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10