スティフネス変調工法
すてぃふねすへんちょうこうほう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
スティフネス変調工法とは
道路のアスファルト舗装において、表層や基層といった各層の「剛性・かたさ(Stiffness)」を意図的に変化させることで、大型車両の輪荷重による応力やひずみを効果的に分散・軽減させる工法です。大型トラックの交通量が多い幹線道路などの舗装新設や修繕工程で採用されます。一般的には、舗装の下層部に変形しにくい高弾性(スティフネスが高い)のアスファルト混合物を使用します。これにより、交通荷重が直接路盤や路床へ伝わるのを防いで負荷を抑え、表面のわだち掘れや、道路内部からの路盤崩壊を長期にわたって防止します。
出典: 舗装施工便覧(日本道路協会)
現場での使われ方・注意点
発注者の設計担当や合材プラントでは「高剛性舗装工法」とも呼ばれます。施工上の勘所は、層ごとに異なる種類の混合物(高剛性アスファルトなど)を連続してプラントから搬入・打設するため、ダンプの到着順と打設順が狂わないよう手配することです。よくある失敗として、現場の受け入れ検査時に伝票の確認を怠り、通常の合材と高剛性合材の品名を間違えて別の層に打設してしまう手戻りがあります。また、剛性が高い合材は温度が下がると急激に締め固めにくくなるため、到着温度の管理と、ロードローラーによる迅速な転圧作業が必須です。
別の呼び方
剛性設計工法段階的剛性調整高剛性アスファルト舗装工法剛性変調工法スティフネス舗装
舗装工事の中での位置づけ
スティフネス変調工法は「舗装工事」の用語です。この分類の20語は舗装工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10