建辞郎建設・土木の用語辞典

特別安全パトロール

とくべつあんぜんぱとろーる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

安全管理

特別安全パトロールとは

特別安全パトロールは、現場に常駐する職員の視点だけでは慣れによって見落とされがちな不安全行動や設備上の危険箇所、社内ルールの違反などを、本店や支店の役員、安全部門の責任者といった客観的な視点から洗い出すための定期的な巡回点検活動である。主に労働災害の防止期間中や、大型連休の前後、あるいは社内で重大な事故が発生した直後など、全社的に安全意識を高めるべきタイミングで実施される。日常的な現場主体の安全巡視とは異なり、経営層が直接現場の状況を把握し、設備投資や工期見直しの必要性を判断するための情報収集の場としても機能する。

現場での使われ方・注意点

現場では専ら「特パト」と略して呼ばれる。本支店の幹部が多数来場するため現場は事前に清掃などで身構えるが、単に取り繕うだけでなく、実際に指摘を受けた事項に対して「いつまでに・誰が・どのような方法で是正するか」を具体的に回答し、写真付きで迅速に完了報告を上げることが所長や現場監督の重要な役目である。間違えやすい点として、協力会社の自主パトロールと同列に扱い、指摘事項の対応を後回しにしてしまうことがある。是正の遅れは会社の安全管理体制そのものを問われるため、指摘されたその日のうちに足場の是正や開口部の養生復旧を終わらせる動きが求められる。

別の呼び方

とくべつあんぜんぱとろーる特安パト店社合同パトロール

安全管理の中での位置づけ

特別安全パトロールは「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

あわせて読みたい用語

特別安全パトロールについてAI相談で調べる →

※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23