グラップル
ぐらっぷる
グラップルとは
油圧ショベルのアタッチメントの一種で、バケットの代わりに装備される油圧駆動の爪状の把持装置。英語の掴むという言葉に由来し、木材、解体ガラ、廃プラスチック、金属くずなどの不整形な資材や廃棄物を、挟んで掴み上げて移動やダンプへの積み込みを効率よく行う目的で装着される。建物の解体工事におけるガラ引き作業や、林業現場での伐採木の集材・積み込み、産廃処理施設での仕分け作業などで活躍する。爪の形状や可動方式によって、木材を傷つけないよう湾曲したフォーク型や、解体物を強力に挟み砕く機能を持たせた全旋回式のものなどがあり、対象物の硬さや大きさ、選別作業の緻密さに応じて最適なタイプに付け替えられて重機の多用途化に貢献する。
出典: 建設機械施工管理技術テキスト(建設業振興基金)
現場での使われ方・注意点
解体オペレーターや林業作業員が、解体現場でのガラ集積や木材整理時に操作する。掴んだ瓦礫や丸太が落下する危険性が高いため、旋回半径内を作業員立入禁止にし、高圧ホースの破損による作動油漏れがないか始業前に点検する。段取りの勘所は、アタッチメントが360度旋回する特性を生かし、足場が悪い場所でも重機本体の向きを変えずに腕の先だけで対象物を器用に拾い上げ、効率よくダンプに積み込むこと。よくある失敗は、挟む力を過信して許容量を超える巨大なコンクリート塊を掴み、旋回時の遠心力で落として周囲の仮囲いを突き破ること。土をすくうバケットと違い、対象物をピンポイントでつまみ上げる繊細なレバー操作がオペレーターの腕の見せ所となる。
別の呼び方
グラップルバケットグラップル爪Grappleつかみアタッチメント木造解体フォーク木造解体用フォーク掴み機フォーク
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建設機械の中での位置づけ
グラップルは「建設機械」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは建設機械(7語の説明に登場)です。この分類の27語は建設機械の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10