総合図
そうごうず
音声:VOICEVOX:雀松朱司
総合図とは
意匠図、構造図、電気設備図、機械設備図といった各専門分野の図面を一枚の平面上に重ね合わせ、相互の不整合や物理的な干渉を事前に調整して作られる図面です。建築の骨組みに対して、空調ダクトや給排水配管、照明器具などが決められた空間内に正しく納まるかを視覚的に確認する目的で作成されます。特にスペースが限られる天井の裏側や設備シャフト内において、コンクリートの梁と太い配管がぶつかるといった設計上のミスを早期に発見し、実際に現場で材料を組み立ててから発覚する大規模な手戻りや工期の遅延を未然に防止する役割を担っています。
出典: 日本建設業連合会 施工管理技術
現場での使われ方・注意点
ゼネコンの設備担当者や各専門工事業者の現場代理人が集まり、着工前の準備段階でこの図面を囲んで調整会議を行います。配管が交差する部分の上下関係や、点検口から機器に手が届くかといった納まりをミリ単位で検討し、干渉箇所を解消していくのが主な段取りです。単なる設計図のトレースではなく、実際の施工手順や足場の位置まで考慮して描かれる点が施工図としての大きな違いです。この図面上の調整を妥協して現場へ見切り発車してしまうと、後から入る職人が配管を通せなくなり、コンクリートをはつるなどの手痛い失敗につながります。
別の呼び方
そうごうずそうごう
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ゼネコン・サブコン業界用語の中での位置づけ
総合図は「ゼネコン・サブコン業界用語」の用語です。この分類の7語はゼネコン・サブコン業界用語の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23