プロット図
ぷろっとず
プロット図とは
設備工事において、照明器具やコンセント、スイッチ、給排水口、空調の吹き出し口などの具体的な取付位置を建築の平面図上に点で落とし込んだ図面のことです。その語源は英語で「点を打つ、図示する」という意味を持つ「plot」に由来します。内装工事が本格化する前の段階で、建物の天井面や壁面における設備機器のレイアウトを決定するために作成されます。配管や配線のルートを示す単なる施工図や系統図とは異なり、仕上げ段階の意匠デザインと設備機器がいかに美しく調和するか、また利用者が使いやすい位置にあるかを確認することに主眼が置かれています。この図面をもとに、他の設備との干渉がないかを関係者間で調整するための重要な基礎資料となります。
出典: 一般社団法人 日本電設工業協会
現場での使われ方・注意点
現場監督や設備サブコンの担当者が「プロット」と呼び、各設備機器の最終的な取り付け位置を確定する際に用いる最も身近な図面です。天井の下地を組んだり壁のボードを張ったりする前に、この図面に基づいてスリーブ(配管穴)や配線ボックスを正確に仕込んでおく段取りが欠かせません。建築の意匠図(デザイン図)だけでは設備の細かい配置がわからず、設備図面だけでは見た目のバランスがわからないため、両者をすり合わせる役割を持ちます。よくある失敗は、家具の配置レイアウトや扉の開閉軌跡を考慮せずにコンセントやスイッチをプロットしてしまうこと。完成後に棚の裏にコンセントが隠れて使えなかったり、照明器具が部屋の真ん中からずれて見栄えが悪くなるなどのクレームに直結します。
別の呼び方
ぷろっとずぷろっと
ゼネコン・サブコン業界用語の中での位置づけ
プロット図は「ゼネコン・サブコン業界用語」の用語です。この分類の7語はゼネコン・サブコン業界用語の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23