国土交通大臣
こくどこうつうだいじん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
国土交通大臣とは
日本のインフラ整備や交通政策、建設産業などを所管する国土交通省の長であり、建設業法に基づく大規模な建設業の許可や、重要な国家資格の交付を行う最高責任者です。建設業界全体の秩序を守り、適正な施工能力を持つ業者を認定するために存在します。二つ以上の都道府県に営業所を設けて建設業を営む場合の大臣許可の申請や、1級施工管理技士などの資格を取得する際の手続きにおいて登場します。各都道府県内だけで営業する業者に対する都道府県知事の許可とは異なり、より広域で事業を展開する大規模な企業に対する許認可権限を持っています。
出典: 建設業法・同施行令・施行規則(国土交通省)
現場での使われ方・注意点
現場の掲示板である建設業の許可票などに一番よく書かれている名前です。現場監督が直接会うことはありませんが、許可の更新時期に合わせて、技術者の配置状況や経営事項審査の書類を本社と連携して準備する段取りが求められます。単なる社内の役職者とは違い、国を代表して建設業の生殺与奪の権を握る行政のトップという点で重みが全く異なります。典型的な失敗は、「ウチは大臣許可だから」というコンプライアンスの自覚を欠き、現場で重大な手抜き工事や死亡事故を起こしてしまい、大臣名で営業停止処分が下りて会社全体が倒産の危機に陥ることです。
建設業法・許認可の中での位置づけ
国土交通大臣は「建設業法・許認可」の用語です。この分類の10語は建設業法・許認可の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27