法定都市計画
ほうていとしけいかく
音声:VOICEVOX:雀松朱司
法定都市計画とは
法定都市計画とは、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用や都市施設の整備に関する計画のうち、都市計画法の手続きに従って定められた計画の総称です。無秩序な乱開発を防ぎ、計画的な街づくりを進めるために自治体が定めます。建設事業の企画段階や、土地の売買・開発許可を申請する初期の工程で登場します。主な内容として「市街化区域及び市街化調整区域」の線引き、「地域地区」の指定、「街路や下水道などの都市施設」の決定、「土地区画整理などの市街地開発事業」が含まれ、行政の単なる構想ではなく法的な拘束力を持つ点が特徴です。
現場での使われ方・注意点
現場監督や設計者が、市街化調整区域や都市施設予定地での工事着手に先立ち、開発許可等の手続きが必要かを確認する際に参照します。該当する場合は、許可証の原本や条件書を現場事務所に備え付け、役所の立ち入り検査時にいつでも提示できるようにしておくのが勘所です。よくある失敗は、計画道路などの都市施設予定地にかかっていることを知らずに、堅固なコンクリートの建物を建ててしまうことです。将来の道路整備の支障となるため建築許可が下りず、基礎工事まで進んでから発覚した場合は、全て取り壊して更地に戻すという最悪の手戻りになります。
法規・基準の中での位置づけ
法定都市計画は「法規・基準」の用語です。この分類の9語は法規・基準の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-07-02