杭打ち機
くいうちき
杭打ち機とは
建設工事や土木工事において、構造物を支えるための基礎を造成する目的で地中に杭を打ち込むための専用の大型建設機械です。ISOの規格でも定義されており、鋼管杭、H形鋼、コンクリート杭、鋼矢板などを対象とします。軟弱な地盤に建物を建てる際の支持杭の打設から、深い掘削を行う際の土砂崩壊を防ぐ仮設の土留め壁の構築まで、地盤からの強い支持力や反力が必要となるあらゆる工事で稼働します。クレーンのようなベースマシンの先端に、杭を掴んで保持するリーダーと呼ばれるガイド装置と、打撃や振動、あるいは回転力によって杭を地中に押し込んでいくための各種アタッチメントを装備しているのが特徴です。
出典: ウィキペディア日本語版「杭打ち機」(CC BY-SA 4.0)を元に、建辞郎が現場向けに編集しています。
現場での使われ方・注意点
現場では工法に応じて、振動で沈める「バイブロハンマ」や、ドリルで掘削しながら沈める「アースオーガ」などのアタッチメントを付け替えて運用します。重心が非常に高く重機自体が極めて重いため、よくある致命的な失敗は、足元の地盤の養生不足による重機の転倒事故です。搬入前に鉄板を二重に敷くなどして地盤の支持力を確保し、アウトリガーを最大に張り出して水平を保つことが絶対条件となります。また、杭の施工中は、トランシットなどの測量機を2方向から据え付けて常にリーダーの鉛直度(垂直具合)を監視し、曲がって地中に入っていくのを初期段階で修正しながら打ち進めるのが施工管理の勘所です。
別の呼び方
パイル機杭打ち機ハンマーPiling Equipment
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建設機械の中での位置づけ
杭打ち機は「建設機械」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは建設機械(7語の説明に登場)です。この分類の27語は建設機械の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-07-02