油圧式トンネル切削機
ゆあつしきとんねるせっさくき
音声:VOICEVOX:雀松朱司
油圧式トンネル切削機とは
トンネル掘削用のカッター技術を応用し、岩盤の掘削やコンクリート構造物の表面を削り取るチッピング作業などに使用される油圧駆動の強力な切削機械。ベースマシンとなるバックホウなどのアーム先端に取り付け、回転するドラム型のカッタービットによって硬い対象物を効率よく破砕・切削するために使用する。主に市街地での岩盤掘削や、老朽化したトンネルの拡幅、コンクリート橋脚の補修工事といった工程で登場する。対象物の硬さや作業範囲に合わせて、大型のツインドラムタイプや小型のシングルタイプなど、アタッチメントの大きさが選定される。
現場での使われ方・注意点
現場ではアタッチメントの形状から「ツインヘッダー」や「ドラムカッター」と広く呼ばれる。油圧ショベルの腕の先に取り付け、硬い岩盤やコンクリートを回転刃でガリガリと削り取っていく。削った粉が飛散しないよう、常にノズルで散水しながら切削作業を進めることが環境対策上の勘所となる。打撃力で割る油圧ブレーカーとは異なり、振動や騒音が大幅に抑えられるため、市街地での工事や夜間作業に向いている。ただし、この散水や防塵対策を怠って作業を強行すると、強烈な粉塵が周囲に舞い上がり、近隣からの激しい苦情による工事停止を招く。
別の呼び方
油圧式トンネル切削機既設砂防堰堤(チッピング用)
建設機械の中での位置づけ
油圧式トンネル切削機は「建設機械」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは建設機械(7語の説明に登場)です。この分類の27語は建設機械の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01