縦目地工
たてめじこう
縦目地工とは
コンクリート舗装において、道路の進行方向に沿って連続して設置される継ぎ目、あるいはその目地を形成するための目地材そのものを指します。コンクリートの舗装版が温度差によって反り返り、縦方向に予期せぬひび割れが発生するのを未然に防ぎ、応力を適切に逃がすために設けられます。主に車線と車線の境界など、舗装の幅が広くひび割れリスクが高くなる現場のコンクリート打設工程で確実に施工されます。施工方法には大きく分けて、コンクリートが固まった後にカッターで溝を入れる方式と、打設前にあらかじめ突き合わせ型の目地材を型枠内に固定しておく方式があり、現場の条件に合わせて選択されます。
現場での使われ方・注意点
現場では単に縦目地と呼ばれて施工管理のポイントになります。カッターで目地切りを行う場合は、コンクリートが適度に硬化したタイミングを見計らって連続して切断するため、天候や気温を考慮した施工時間の見極めと人員手配の段取りが欠かせません。進行方向と直角に入る横目地が舗装の伸縮を吸収するのとは違い、縦目地はタイバーと呼ばれる異形棒鋼を併用して隣り合う版同士の横開きを防止する点が特徴です。手戻りにつながる典型的な失敗は、切断のタイミングが早すぎて目地のエッジ部分がボロボロに欠けたり、逆に遅すぎてカッターを入れる前に不規則なひび割れが発生してしまい、余計な補修材を注入する手間が増えることです。
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コンクリート工事の中での位置づけ
縦目地工は「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01