建辞郎建設・土木の用語辞典

タワーポンプ

たわーぽんぷ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

コンクリート工事

タワーポンプとは

地上のポンプ車から圧送された生コンクリートを受け入れ、タワー上部に設置された旋回式の配管ブームを介して各階の打設箇所へ配る仮設のコンクリート圧送・配設装置です。地上からブームが届かない超高層ビルや大規模なプラント建設において、生コンを効率的かつ安全に高所へ流し込むために設置されます。主に躯体工事のコンクリート打設工程で稼働します。建物内にマストを立てるフロアクライミング方式と、外部の足場や仮設構台に設置するマスト方式があり、現場のクレーン配置や建物の形状によって使い分けられます。

出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)

現場での使われ方・注意点

現場では「タワポン」や「プレースブーム」と呼ばれ、圧送工や土工が操作します。打設前には、クレーン作業と干渉しないようブームの旋回範囲を確認し、配管の継手ピンのロックや摩耗状態の点検を行う段取りが必要です。通常のポンプ車と違い、配管が垂直に長いため、コンクリートの分離や圧送負荷が高くなる点に注意します。典型的な失敗は、事前の水通しやモルタル先行材の計算を誤り、垂直管の途中で生コンが閉塞することです。詰まりが起きると復旧に数時間かかり、コールドジョイントなどの重大な品質不良を招きます。

別の呼び方

コンクリートディストリビュータータワー配管ディストリビューター

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コンクリート工事の中での位置づけ

タワーポンプは「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-18