建辞郎建設・土木の用語辞典

品質管理

ひんしつかんり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

品質管理とは

品質管理は、建設工事において、設計図書や仕様書で定められた品質基準を満たすよう、施工の全過程を管理・監督する活動です。文字通り、成果物の品質を管理することに由来します。完成物が要求水準に達することを確保するため、材料の受入検査、施工方法の確認、寸法やコンクリート強度の測定などを通じて実施されます。発注者、設計者、施工者がそれぞれの立場で実施する責務があります。寸法を確認する「出来形管理」や、材料の強度や性質を確認する「材質管理」、現場を写真で記録する「写真管理」などの種類が含まれます。

出典: 土木工事施工管理基準(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

現場監督や専任の品質管理担当者が、日々の作業の中で継続的に実行します。コンクリート打設前のテストピース採取や、鉄骨の超音波探傷試験など、後から手直しが効かない不可視部分の検査を次工程へ進む前に確実に実施する段取りが勘所です。作業員の怪我を防ぐ「安全管理」や、期日を守る「工程管理」と並ぶ、現場三大管理の一つという位置づけの違いがあります。よくある失敗は、検査記録や写真の撮り忘れです。仕様通りの材料を使って正しく施工していても、証明するデータが残っていないと、最悪の場合は壁を壊して確認するなどの手戻りが発生します。

別の呼び方

品質確保品質チェック品質監理QC活動

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検査・品質管理の中での位置づけ

品質管理は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはテストピース(3語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-18