建辞郎建設・土木の用語辞典

テストピース

てすとぴーす

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

テストピースとは

コンクリートの圧縮強度が設計どおりに出ているかを確認するため、打設当日にミキサー車から試料を採取して成形される直径10cm、高さ20cmの円柱状の供試体です。名称は試験用の小片を意味する英語に由来しています。構造物の安全性を担保する目的で作成され、コンクリート打設工事の直前および打設中に専用の型枠に詰めて作られます。成形された供試体は、標準養生や現場水中養生といった保管条件の違いによって種類が分かれ、それぞれ材齢7日や28日を迎えた時点で圧縮試験機にかけて破壊強度を測定し、建物の品質を客観的に証明します。

現場での使われ方・注意点

現場監督や生コン工場の試験員からは「テストピース」または略して「供試体」と呼ばれ、打設前の受け入れ検査のタイミングで採取されます。段取りの勘所は採取頻度で、1回の打設につき、あるいは150立米ごとに最低6本を作成し、7日強度用と28日強度用に分けて管理します。類似のスランプコーン試験は流動性を測るものですが、こちらは固まった後の強度を測る点で異なります。よくある失敗は、型枠に生コンを詰める際に突き棒での締め固めが不足して内部に空隙ができたり、初期養生時の温度管理を誤って正しい試験結果が得られず、躯体強度が疑われてしまうことです。

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検査・品質管理の中での位置づけ

テストピースは「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19