生コン空気量試験
なまこんくうきりょうしけん
生コン空気量試験とは
JIS A 1128の規定に基づいて行われる、打設直前のまだ固まらない生コンクリートに含まれる空気の体積比率を測定する現場試験。コンクリート内部に適度な微小気泡(エントレインドエア)を含ませることで、冬季の凍結融解に対する耐久性の向上や、打設時の流動性(作業性)を確保する目的がある。現場に搬入された生コンクリートを専用の空気量測定器(ワシントン型など)の容器に詰め、ポンプで圧力をかけて減少した容積から空気量を読み取る仕組みとなっている。構造物の寿命を左右する非常に重要な品質管理項目のひとつである。
現場での使われ方・注意点
生コン車が現場に到着した際の「受入検査」において、スランプ試験や塩化物含有量測定とセットで必ず実施される。試験員がすばやく測定を終えられるよう、平らで安定した試験スペースをポンプ車の近くに確保しておくのが段取りの勘所。よくある失敗は、運搬中の振動や長時間の待機によって空気が抜けてしまい、測定値が規定の下限を下回ること。空気量が規定値を外れた場合、そのミキサー車の生コンは現場で使用できず「持ち帰り(廃棄)」となる。打設の進行が止まり、コールドジョイントの発生リスクが高まるため厳格な時間管理が求められる。
別の呼び方
なまこんくうきりょうしけんコンクリート空気量試験ワシントンエアメータ試験生コン空気量検査
検査・品質管理の中での位置づけ
生コン空気量試験は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23