建辞郎建設・土木の用語辞典

構造体コンクリート強度試験

こうぞうたいこんくりーときょうどしけん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

構造体コンクリート強度試験とは

現場で実際に打設された構造体と同等のコンクリート品質を保証するため、現場で採取したテストピース(供試体)を現場環境に近い養生条件で保管し、所定の材齢で圧縮強度試験を行い、設計基準強度を満たしているか確認する検査のこと。建物が設計通りの強度を発現しているかを公的に証明するために行う。主に躯体工事のコンクリート打設当日と、材齢28日などの試験指定日に実施される。生コン工場で標準水中養生を行う品質管理試験とは異なり、現場の気温や環境要因を受けた実際の構造物の強度を推定するためのものである。

出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)

現場での使われ方・注意点

試験員や施工管理が打設当日に現場で供試体を成形し、現場養生箱の温度管理を行いながら保管する。指定の材齢に達した日に試験室へ運搬し、立会いの下で破壊試験を行う段取りが組まれる。工場での品質検査(受入検査)と混同されやすいが、こちらは型枠を外してよいかどうかの判断や、最終的な構造物の強度保証のために用いられる。典型的な失敗は、現場の養生水槽のヒーターが故障して冬場に水温が異常低下したことに気づかず、テストピースの強度が全く出ずに構造体の強度不良を疑われ、コア抜き検査などの大掛かりな確認作業に発展することである。

別の呼び方

コア強度試験Core strength testコア試験コア抜き現場養生供試体試験構造体強度試験

検査・品質管理の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-09