建辞郎建設・土木の用語辞典

空気量

くうきりょう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

コンクリート工事

空気量とは

工場から現場に運ばれてきた、まだ固まっていない生コンクリートの体積に対して、内部に含まれる微細な独立気泡(エントレインドエア)や自然に巻き込まれた気泡が占める容積の割合(%)のことです。コンクリート内部の水分が凍って膨張した際の圧力を気泡で吸収し、ひび割れを防ぐ凍害防止効果と、生コンにボールベアリングのような滑らかさを与えて施工しやすくするために調整されます。主に生コン車が現場に到着した直後の受入検査の工程において、スランプ試験や塩化物含有量測定と並んで、品質基準を満たしているかを確認します。

現場での使われ方・注意点

現場監督や材料試験員が、生コン車の到着ごとにエアメーターと呼ばれる専用の圧力容器を使って測定します。規定値(通常は4.5%±1.5%)の範囲内に収まっているかを素早く確認し、外れていればその車は即座に持ち帰り(返品)とする厳しい判断を下すのが品質管理の勘所です。よくある失敗は、ポンプ車で長距離を圧送する間にコンクリートが揉まれて空気が抜け、打設箇所に到達した時には規定値を下回ってしまうことです。そのため、配管の距離が長い場合は、荷下ろし時だけでなく圧送先での空気量低下も見込んで計画を立てます。

コンクリート工事の中での位置づけ

空気量は「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19