D10
でぃーじゅう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
D10とは
表面にリブや突起を持つ異形鉄筋のサイズの一つで、公称直径が約9.53mmの鉄筋です。アルファベットの「D」はDeformed barの略で、直径10mmクラスであることに由来します。コンクリートの引張強度を補うために用いられ、木造住宅の基礎や、ビル建築におけるスラブ配筋、梁のスターラップ(あばら筋)などの補助的な部分に多用されます。より太いD13やD16と比べて細く曲げ加工が容易なため、現場での微調整がしやすいのが特徴です。材質によってSD295Aなどの鋼種があり、引張強度が異なります。
現場での使われ方・注意点
現場では鉄筋工や監督から「ディーじゅう」と呼ばれます。壁やスラブの配筋作業で大量に消費されるため、搬入時の置き場確保と、加工場から取り付ける場所までの小運搬の段取りが作業効率を左右します。丸鋼のΦ10と見た目が似ていますが、付着力が全く異なるため混同してはいけません。また、一段階太いD13と目視で間違えやすいため注意します。配筋時に結束が甘いと、コンクリート打設時の圧力で鉄筋がたわみ、規定のかぶり厚さ(スラブなら30mm以上等)を確保できず、後から鉄筋が露出する不具合につながります。
別の呼び方
異形棒鋼D10ディーじゅう
鉄筋工事の中での位置づけ
D10は「鉄筋工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは鉄筋工(2語の説明に登場)です。この分類の9語は鉄筋工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-20