ウォームミックス舗装
うぉーむみっくすほそう
ウォームミックス舗装とは
特殊な添加剤を用いてアスファルト合材の粘度を下げ、通常よりも30℃程度低い110〜140℃の中温で製造および施工を行う舗装工法です。アスファルトプラントでの加熱温度を下げることで、製造時の燃料消費とCO2排出量を大幅に削減する環境対策のために導入されます。主に寒冷地や冬季の道路工事、あるいはコンクリート構造物上の舗装工事などで活用されます。通常のホットミックス(加熱アスファルト)と異なり、温度が低くても作業性が良く合材が冷めにくいため、プラントからの長距離運搬や気温の低い夜間施工において品質を確保しやすいのが特徴です。
出典: 舗装施工便覧(日本道路協会)
現場での使われ方・注意点
現場監督や舗装オペレーターの間では「中温(ちゅうおん)化舗装」とよく呼ばれます。段取りの勘所は、施工時の温度が低いため、転圧ローラーの回数を通常より細かく管理し、所定の締め固め密度を確実に確保することです。常温合材(コールドミックス)とは違い、あくまで加熱が必要な本格的な舗装です。よくある失敗は、通常の合材と同じ感覚でダンプカーの保温シートを早く剥がしてしまい、現場到着時に規定の110℃を下回ってしまうことです。また、夏季施工では路面温度が50℃以下に下がるのが早いため早期交通開放が可能ですが、温度確認を怠るとわだち掘れを誘発します。
別の呼び方
中温アスファルト舗装WMAwarm asphalt mix中温化舗装
コンクリート工事の中での位置づけ
ウォームミックス舗装は「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-09