建辞郎建設・土木の用語辞典

SS検査

えすえすけんさ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

測量・調査

SS検査とは

水中に懸濁して浮遊している直径2mm以下の微細な粘土やシルトなどの土砂粒子の質量を、1リットルあたりのミリグラム数で測定する水質検査項目であり、浮遊物質量を示す英語の略称に由来します。工事に伴って発生する濁った水を河川や下水道へ放流する際、環境汚染を防ぐ目的で実施されます。主に河川の浚渫工事における余水処理や、シールドトンネル工事での泥水処理プラントの稼働工程で日常的に行われる検査です。測定手法には、ガラス繊維ろ紙を用いた重量法のほか、現場で簡易的に濁り具合を測る透過光方式の自動測定器などの種類があります。

現場での使われ方・注意点

現場の担当者からは「エスエス測定」や「浮遊物質の検査」と呼ばれ、環境保全の要として扱われます。段取り上の勘所は水処理プラントの出口付近での定期的な採水作業であり、凝集剤の添加量調整やフィルタープレスの稼働状況と連動して、法的基準値である25mg/L以下などの数値を常に下回るよう管理します。濁度測定と混同されやすいですが、濁度は光の散乱を利用した見かけの濁りを示すのに対し、SSは物質の実際の質量を測る点で異なります。典型的な失敗は、大雨時に表面水がプラントに流れ込み、未処理のまま基準値超過の泥水が放流されて行政指導を受けるトラブルです。

別の呼び方

えすえすけんさ浮遊物質量検査

測量・調査の中での位置づけ

SS検査は「測量・調査」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはトータルステーション(8語の説明に登場)です。この分類の24語は測量・調査の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-22