床版コンクリート
ゆかばんこんくりーと
床版コンクリートとは
橋梁や建築物において、人や車両などの活荷重を直接受け止めて支える床部材(スラブ)を構成するコンクリートです。水平な板状の構造物を「床版(しょうばん)」と呼ぶことに由来します。重い荷重による曲げ応力やせん断力に対抗するため、内部には緻密な鉄筋やPC鋼線が配置されています。上部構造の構築工程において、主桁や梁の上に打設されます。橋梁においては特に車両の走行衝撃や雨水、凍結防止剤に直接さらされるため、高い耐久性が求められます。また、走行性を保つための均一な平坦性と、水たまりを防ぐ排水勾配の確保も要求されます。
出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)
現場での使われ方・注意点
現場の職人や監督は「しょうばん」や「スラブ」と呼びます。広い面積を連続して打設するため、ポンプ車の配置計画と、コールドジョイントを防ぐためのコンクリート供給ペースの調整が勘所となります。打設中は複雑に組まれた配筋の上を歩いて作業するため、鉄筋の網目からの足元の踏み外しや捻挫に注意が必要です。よくある失敗は、均し作業の遅れや養生不足による表面の乾燥収縮クラックの発生です。また、梁などの高所開口部付近や橋梁端部での作業時は、親綱への安全帯(フルハーネス)の確実なフック掛けと墜落防止措置を徹底します。
別の呼び方
床板Deck slabしょうばんスラブスラブコンクリートスラブコン床版コン
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コンクリート工事の中での位置づけ
床版コンクリートは「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10