セグメント工法
せぐめんとこうほう
セグメント工法とは
トンネルや橋梁の架設において、工場であらかじめ分割製作されたプレキャストコンクリートや鋼製のブロックを現地で接合して構築する工法。分割された断片を意味する言葉に由来し、現場での型枠組み立てやコンクリート打設の工程を省くことで、天候に左右されない高品質かつ急速な施工を実現する目的で用いられる。都市部の地下鉄シールドトンネル工事や、長大橋梁の上部工架設の現場で採用される。ブロックの材質には、一般的な鉄筋コンクリート製のほか、より高強度な鋼製、あるいは両者を組み合わせた合成構造のものがあり、地圧の大きさや施工箇所の曲線半径などに応じて最適な種類が組み合わされる。
出典: 土木工事標準仕様書(第3編 コンクリート工事)
現場での使われ方・注意点
トンネル現場では単に「セグメント」と呼ぶ。重量物であるブロックをエレクター等の機械で組み立てる際、部材同士の挟まれ災害が起きやすいため、合図の徹底と稼働範囲内への立ち入り禁止を厳守する。段取りの勘所は、工場から搬入される大量の部材を、現場の組み立て順序に合わせてストックヤードに規則正しく仮置きし、搬出時の二度手間を防ぐこと。よくある失敗は、組み立て時のボルト締め付けトルクが不足し、シールドジャッキの推力がかかった瞬間に継手部が破損すること。現場打ちコンクリートと違い一発勝負の組み立てとなるため、ブロック間に挟む止水シールの確実な貼り付けが漏水を防ぐ要となる。
別の呼び方
プレキャスト工法Segmental constructionセグメントプレキャストセグメント工法
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コンクリート工事の中での位置づけ
セグメント工法は「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10