方眼測量
ほうがんそくりょう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
方眼測量とは
広大な土地の形状や細かい起伏を正確に把握するために、敷地全体に一定の間隔(例えば10mピッチなど)で格子状の線(グリッド)を設定し、その線が交わる各交点の平面位置と高さを一つずつ測定していく測量手法のことです。ノートの格子状の目である「方眼」を描くように測ることに由来します。この測量で得られた無数の点のデータから三次元の地形モデルを作成することで、起伏の激しい山林の造成工事における切土・盛土の正確な土量計算が可能になります。ゴルフ場や大規模な公園など、複雑な地形を設計・施工する際の初期段階で広く用いられます。
出典: 公共測量作業規程の準則(国土地理院)
現場での使われ方・注意点
現場では「メッシュ測量」や「グリッド測量」と呼ばれることが多いです。何百箇所という交点に一つずつ木杭やピンを打ち込み、そこにスタッフ(標尺)を立てて高さを測っていくため、非常に根気と体力の要る作業です。よくある失敗は、途中で交点の位置(列や行のカウント)を一つ飛ばして勘違いしてしまい、後からデータを通しで見た時にそこの地形だけ不自然に凹んで計算されてしまうことです。草木が茂る未整備の斜面を歩き回るため、足元の陥没穴への転落や、稼働中の伐採重機の死角に入り込んでしまう接触事故に十分な警戒が必要です。
別の呼び方
グリッド測量Grid surveyメッシュ測量格子測量
測量・調査の中での位置づけ
方眼測量は「測量・調査」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはトータルステーション(8語の説明に登場)です。この分類の24語は測量・調査の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10