養生用散水マット
ようじょうさんすいまっと
音声:VOICEVOX:雀松朱司
養生用散水マットとは
コンクリートの露出した床スラブの急激な乾燥を防ぎ、表面の水分を長く保持するために敷設する、保水性に優れた繊維を絡めて作られた厚手のシートマットです。コンクリートがセメントの化学反応を十分に起こし、所定の強度やひび割れ抵抗性をしっかりと発現できるようにするために用います。主にスラブや基礎のコンクリート打設を終えた直後の湿潤養生工程において使用されます。床コンクリート面に対して隙間や浮きがないように被せて散水することで、長期間にわたって全体を均一な湿潤状態に保つことができます。
現場での使われ方・注意点
スラブ打設完了後の保水養生でシートを敷き込む際に用います。コンクリートの表面が荒れない程度に硬化したタイミングを見計らって素早く敷設し、その後すぐにたっぷりと散水を行います。散水した水がマットの隅々まで行き届いて全体が重くしっかりと濡れている状態を作ることが勘所です。よくある失敗は、シート同士の重なり部分の隙間や端部の固定が甘く、強風でマットが捲れ上がってしまうことです。捲れた部分から急速に水分が奪われると、そこに局所的な乾燥収縮クラックが多発し、後々の重大な手戻りに直結します。
別の呼び方
ようじようさんすいまっと散水マット養生マット
資材・材料の中での位置づけ
養生用散水マットは「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23