建辞郎建設・土木の用語辞典

コンクリートUカットシール

こんくりーとゆーかっとしーる

音声:VOICEVOX:雀松朱司

コンクリート工事

コンクリートUカットシールとは

建築工事標準仕様書JASS 5にも規定されている工法であり、コンクリート表面に発生したひび割れに対して、その部分を電動工具でU字型に削り取り、伸縮性のあるシーリング材を充填する補修方法です。主に温度変化や建物の揺れによって将来もひび割れ幅が変動すると予想される箇所に適用されます。幅10mm、深さ10mm程度の溝を均一に彫り込み、プライマーを塗布した上でウレタンなどのシーリング材を密填することで、ひび割れ内部への雨水の侵入を確実に防ぎ、鉄筋の爆裂やコンクリートの劣化の進行を食い止めるという重要な役割を担う防水下地処理の一つです。

現場での使われ方・注意点

職人の間では単に「Uカット」や、削る刃の形状によっては「Vカット」とも呼ばれる改修工事の定番作業です。ひび割れに沿ってサンダーで溝を追っていくため、正確にクラックの真上を削る技能が求められます。よくある失敗は、溝を彫った後の削りかすの清掃が甘いままシールを打ってしまうことです。内部に粉塵が残っていたり、雨上がりで少しでも湿っていたりするとプライマーが効かず、すぐにシーリング材が剥離して漏水事故に直結します。そのため、カッターを入れた後はブロワや刷毛で徹底的に粉を飛ばし、完全に乾燥していることを監督者が触手で確認してから充填工程に進むのが勘所です。

別の呼び方

こんくりーとうぃーかっとしーるUカット工法UカットシールコンクリUカットシールコンクリートuカットシール

コンクリート工事の中での位置づけ

コンクリートUカットシールは「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23