暑中生コンクリート温度
しょちゅうなまこんくりーとおんど
暑中生コンクリート温度とは
建築工事標準仕様書(JASS 5)などに規定される暑中生コンクリート温度は、日平均気温が25℃を超える夏期の打設において、水和反応の急激な進行とワーカビリティー(施工軟度)の低下を防ぐため、現場での荷下ろし時に守るべき生コンの上限温度です。コンクリートの品質劣化や、硬化後のひび割れを防ぐために厳密に管理されます。真夏の炎天下で行われる建築物の基礎や躯体のコンクリート打設工程で測定されます。一般的にはミキサー車からの荷下ろし時の温度を35℃以下に維持することが求められ、土木基準ではさらに厳しい30℃以下が指定されることもあります。
現場での使われ方・注意点
現場では「生コンの温度」や「荷下ろし温度」と呼ばれ、夏場の打設で最も気を使う指標の一つです。生コン車が現場に到着した際、受け入れ検査としてスランプや空気量と一緒に温度計で直接測ります。段取りの勘所は、工場での練り混ぜから現場到着までの時間をいかに短縮するかです。荷下ろし時の温度が上限を超えると、急激に固まり始めてしまい、コールドジョイント(打ち継ぎ不良)や深刻なひび割れの原因になります。打設待ちの生コン車を日陰に待機させたり、打設中の直射日光によるポンプ配管の温度上昇を防ぐために配管に散水したりするなどの配慮も必要です。
別の呼び方
しょちゅうなまこんくりーとおんど暑中生コン温度35度制限暑中生コンクリ温度
コンクリート工事の中での位置づけ
暑中生コンクリート温度は「コンクリート工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはコンクリート打設(11語の説明に登場)です。この分類の29語はコンクリート工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23