現場管理費予算
げんばかんりひよさん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
現場管理費予算とは
建設工事において、現場事務所を維持し、工事全体を円滑に運営・管理していくために必要となる「現場経費」の予算枠。材料費や職人の労務費といった直接的な工事費(純工事費)とは区別される。具体的には、現場に常駐する所長や監督の給料・手当(人件費)をはじめ、プレハブ事務所のリース代、パソコンやコピー機のレンタル費、電気代・通信費、工事車両のガソリン代や駐車場代、安全用品の購入費などが含まれる。請負金額の中からこれらをどの程度の金額でやり繰りするかをあらかじめ算定し、会社の利益を圧迫しないように設定される枠組みである。
現場での使われ方・注意点
着工前の準備段階や、現場所長の交代時、あるいは会社幹部による期首の予算ヒアリングなどの場面で作成・確認される。勘所は、単なる事務用品の計算だけでなく、天候不順や設計変更による「工期延長」のリスクをシビアに見込んで予備費を設定すること。人件費や事務所のリース代は、工事が長引けば長引くほど日割りで際限なく発生し続ける。追加費用の請求が発注者に認められないままズルズルと工期が延びると、この予算枠をあっという間に使い果たし、現場の努力ではどうにもならないほどの巨額の赤字(現場管理費のオーバー)を叩き出して会社の経営に打撃を与える致命的な失敗につながる。
別の呼び方
げんばかんりひよさん現場経費予算現場経費管理
現場管理の中での位置づけ
現場管理費予算は「現場管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは現場監督(4語の説明に登場)です。この分類の44語は現場管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23