安全委員会
あんぜんいいんかい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
安全委員会とは
労働安全衛生法第17条に基づき、事業場における労働者の危険防止に関する事項を調査審議し、事業者に対して意見を述べるために設置される労使対等の委員会のこと。労働者の意見を現場の安全対策に反映させ、労働災害を未然に防ぐ目的で設けられる。建設業においては、常時50人以上の労働者を使用する現場で毎月1回以上の開催が義務付けられている。主に大規模現場の月ごとの安全管理活動のプロセスで開催される。衛生問題を中心に議論する衛生委員会とは対象分野が異なるが、現場ではこれらを統合して安全衛生委員会として開催することが多い。
現場での使われ方・注意点
JV幹部や元請職員、および下請の労働者代表が集まり、現場の安全管理体制の審議と対策立案を行う場として機能する。毎月の開催に向けて、現場のヒヤリハット報告やパトロール結果の集計を事前に行う段取りが必要である。日々の朝礼や昼礼での連絡事項伝達とは異なり、労使が対等の立場で現場の根本的な安全ルールを審議する決定機関としての性格を持つ。よくある失敗は、委員の半数を労働者の代表から選出するという規定を満たさずに元請社員だけで形式的に開催したり、議事録の3年間保存義務を怠って労働基準監督署の監査で指摘を受けることである。
別の呼び方
あんぜんいいんかい安全委
安全管理の中での位置づけ
安全委員会は「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23