衛生委員会
えいせいいんかい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
衛生委員会とは
労働安全衛生法第18条に基づき、労働者の健康障害の防止や健康の保持増進に関する重要事項を労使一体となって調査・審議するために設けられる法定の委員会。総括安全衛生管理者や産業医、衛生管理者、そして過半数労働組合等の推薦を受けた労働者代表によって構成される。大規模な建設現場や事業所において、常時50人以上の労働者を使用する場合に設置と毎月1回以上の開催が義務付けられている。現場特有の作業環境測定の結果評価や、過重労働対策、メンタルヘルスケアの推進など、働きやすい環境作りの中心的な役割を担う組織である。
現場での使われ方・注意点
大規模現場において、夏季の熱中症予防策の徹底や、トンネル内などでの騒音・粉じん作業における保護具の運用ルールを決定する場として機能する。安全委員会と合同で「安全衛生委員会」として開催されることが多い。段取り上の勘所は、単なる報告会で終わらせず、現場のリアルな衛生課題を毎月の具体的テーマとして設定すること。よくある失敗は、開催実績を作ることだけが目的となり、討議記録の議事録が毎月同じ内容のコピーペーストになって形骸化すること。労働基準監督署の立ち入り調査の際に実態を厳しく指摘される原因となる。
別の呼び方
えいせいいんかい衛生委
安全管理の中での位置づけ
衛生委員会は「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23